WEB制作の要件を受注する際に気をつけておきたいこととして、オリエンテーションでヒアリングを行う時に、できるだけざっくりしたところから細かく、理想の状態から現実的な話へ進めていったほうがいいでしょう。先にざっくり、そもそもの事項を押さえるのは、実際にWEB制作の段階になった時点で「発注者の目的はこれではないだろうか、あれではないだろうか」と暗中模索してしまうことを防ぐためにあります。どうしても話し合いの時点では現物があるわけでもなく、想像と推量で話が進みがちになることが多いので、最終的に話し合った内容を現実のタスクに落とし込めなくては意味がありません。これがWEB制作に入る前に齟齬を防ぐための要件の詰め方としてやりやすい方法だと思います。